文庫・新書のリメイクを承ります
BREWBOOKSではお客様の文庫・新書のリメイクを承ります。リメイクを希望する本と共に、本の内容と色のイメージを教えてください。ハードカバーの本に仕立て直します。リメイクは製本家のSS-BOOKBINDINGが手掛けます。
目次
ご依頼からリメイク本お渡しまでの流れ
- 店頭にリメイク希望の本をお持ち込みください。
- 申し込み用紙へのご記入と料金のお支払いをお願いします。
- お客様からお預かりした本と情報を製本担当にお送りし、リメイクの作業に入ります。
- リメイクが完了したらご連絡差し上げます。店頭にてお受け取りください。
注意事項
- 一度のお申込みにつき一冊とさせて頂きます。
- リメイク可能な本は文庫または新書です。その他の本はお受けできかねます。
- 製作期間は2週間〜3週間程度です。また、必ずしもご案内した期間までにお渡しできるとは限りませんので、プレゼント用の場合は予め余裕を持ってご利用ください。
- 一度リメイクした本を元の状態に戻すことはできません。そのため希少本や思い入れのある本などの場合は、サンプル本をご覧頂いてからご判断頂ますようお願いします。
- 現在試運転中のため、料金やサービス内容が今後変更になる場合があります。
料金プラン
おまかせ | 製本家に本の内容と色のイメージを伝えてリメイクします。 | ¥3,400(外税) |
えらべる | お好きな表紙・見返し・栞・花布を選んでリメイクします。 | 準備中 |
リメイク担当プロフィール
SS-BOOKBINDING(エスエス ブックバインディング)
パンク製本家。ライヴ製本をやっています。「製本」という観点から人と本の繋がりを考えています。製本教室をやりつつ、zine, artbook製作, bookdesignをやっています。
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Sample1
『海辺のカフカ』のリメイクでは以下のようなオーダーを頂きました。
あらすじ「少年が父親の呪いから逃れるため家出をし、東京から四国へ行きます。そこで様々な試練をくぐり抜ける成長物語です」
色イメージ「タイトルにもある海のイメージが良いです。晴天ではないかな。夕暮れでもないです」
表紙は晴天ではなく曇天のイメージで青染めの和紙を採用。青と白。重くのしかかるような雲を表しました。
見返しは少年という単語から繊細で真っ白というイメージで白の和紙を採用しました。
花布は四国の自然を思い緑色に。栞は、ページをめくる度に少年が青年に変わっていくイメージで青色としました。
Sample2
吉行淳之介の『街の底で』は、深海のような「底」に堕ちていくイメージで、闇に煌めく光のような紙を使いました。
見返しは「街の底で」淀んでごみの浮いた河をイメージし、粗く漉されていない和紙を使いました。
このように、お客さまからお聞きした本の内容と色のイメージをもとに本をリメイク致します。頂いた言葉を受け止め、お応えする気持ちで制作させて頂きます。リメイク本のお渡しの際には、担当者のささやかなメッセージ(解説)を同封してお渡し致します。
ご自身の本はもちろん、お友達やご両親、親族へのプレゼントとしてご利用頂いてもよいかと思います。