本屋の映画館 VOL.4 『ぼくを探しに』2019.09.19

西荻窪のBREWBOOKSを舞台に、旅する映画館café de cinémaが映画を上映し、関連書籍やグッズもご紹介する“本屋の映画館”

開催から3連続チェコアニメでしたが、改めて映画の上映を行います!9月は『ベルヴィル・ランデブー』『イリュージョニスト』で二度のオスカー候補になったフランス出身のアニメーション監督、シルヴァン・ショメによる初の長編実写映画『ぼくを探しに』。
カラフルで切なくて、シュールな毒もありつつ、非常にファンタジックでポップな、る本作は、フランス映画のエスプリがたっぷり。記憶の底にある本当の過去を見つけ出し、新しい人生の扉を開く鍵を手に入れる。ファンタジックで奇想天外なハートウォーミング・ストーリー!

ちなみに、ショメ監督といえば過去2作の日本盤DVDをスタジオジブリがリリース!彼が作り出すユニークな作品は国内外で高い評価を得ています!
https://youtu.be/apjMvZUfe7I


<タイムテーブル>
2019年9月19日(木)
20:00上映開始(計106分) ※21:45ごろまで上映
※上映後に簡単なアフタートークもあります了

<料金及びお申込み>
2,000円+1ドリンクオーダー制
※グッズ付き

<座席数>
10名程度
※座席設定はございませんが、何となく窮屈になったら一杯です
※本イベントは予約制ではありませんが、お席の確保が必要な場合は事前にご連絡願います

<申し込み方法>
TwitterInstagramのリプ/DM
・メール(info@brewbooks.net)
facebook
・店頭

<上映場所>
BREWBOOKS
https://brewbooks.net/

<ストーリー>
今朝もポールは悪夢で目が覚めた。いつも夢に出てくるのは幼い頃に死んでしまった両親。ママはとっても優しく美人だけど、プロレスラーだったパパは野獣のように乱暴でおっかない。両親を失ったポールは、そのショックで言葉を話すことができなくなり、過去の記憶を封印したまま33歳の誕生日を迎えた。そんなポールを育ててきたのは、ダンス教室を経営する風変わりな姉妹の伯母たち。二人はポールのピアノの才能を伸ばし、世界一のピアニストに育てようと必死だ。ポールは伯母たちの教室を手伝い、ピアノを練習するだけの静かな日々を送っていた。
そんなある日、ふとした偶然から、ポールは同じアパルトマンに住むマダム・プルーストと出会った。部屋いっぱいに植物を育てているマダム・プルーストは、ポールに不思議なハーブティーを勧める。それは失われた記憶を呼び覚ますための“ 魔法”。ハーブティーを一口飲んだとたん、ポールの頭の中には、赤ん坊の頃の幸せな記憶が奇妙な夢のように浮かび上がってきた。その日から、ポールは伯母たちに隠れてマダム・プルーストの秘密の部屋を訪れるようになった。ハーブティーを飲んで記憶を遡るうちにポールの固く閉ざされた心は少しずつ開放されていったが、同時に痛ましい記憶も甦ってしまう。それはパパがママに乱暴をしている姿だった。両親の間に一体何があったのか?これ以上、過去を知ることをためらうポール。一方、ポールの行動を怪しみ始めた伯母たちは遂にマダム・プルーストの存在を嗅ぎつけて、マダムの部屋に怒鳴り込んで来た。自分の人生を取り戻すため、勇気を振り絞って最後のハーブティーを飲んだポールに予想外の真実が待ち受けていた……。

<作品概要>
『ぼくを探しに』
監督・脚本・音楽:シルヴァン・ショメ
出演:ギョーム・グイ、アンヌ・ル・ニ、ベルナデット・ラフォン、エレーヌ・ヴァンサン
2013/仏/106分/カラー/フランス語/ビスタ/5.1ch/原題:ATTILA MARCEL/日本語字幕:岩辺いずみ
配給:トランスフォーマー/後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本