一人称単数会 2020.09.05

村上春樹の6年ぶりの短編集『一人称単数』。

どうでした?

この作品を読んだ人で集まって話しましょう。
まだ読んでいないという人はぜひこちらから。

僕は『文學界』掲載時に読んでいたんですが、すっかり忘れてしまいました。当日までにはしっかり読み直しておこうと思います。

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●日時
9月5日(土)17:00~19:00

●参加費
1,000円+1ドリンク

●申し込み方法
TwitterInstagramのリプ/DM
・メール(info@brewbooks.net)
・店頭

※SNSにて活動の様子を画像や動画で投稿することがあります。画像と動画はプライバシーに配慮した加工を致します。
※新型コロナウイルスの感染状況によってオンラインイベントまたは中止となる場合があります。
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読書メモ

なぜ『一人称単数』?『石のまくらに』とか『謝肉祭』を表題作としても成立する気がします。『品川猿の告白』にすればセールス的にもっと伸びそう。なぜこんな味気ない文法用語を持ってきたのだろう?
 
あるいは『東京奇譚集』のように短編集としてのタイトルがあっても良さそうですね。その場合、どんなタイトルが良いでしょう?
 
「UFOが釧路に降りる」を読み返しました。三人称の短編。「クリーム」「一人称単数」を読むとだんだん気になってきて。この作品は『神の子どもたちはみな踊る』という三人称で書かれた短編集の一作目です。『一人称単数』のテーマと系統としてはかなり近いと思いました。不穏な予感、誰かの悪意。そういう仄暗い幕開けがとても印象的で気に入ってます。
あと「サエキさん」が会話の中で登場します。その後『海辺のカフカ』で登場する「佐伯さん」か!と今さら気がつきました。